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みなさん、こんにちは♪ 今年の流行語にもなった「睡眠負債」。最近、眠りにまつわる不調を 訴える子供が増えているそうです。睡眠は日中の活動効率に大きく 影響するだけでなく様々な不調を招く深刻な問題です。 朝起こしてもなかなか布団から抜け出せない、学校では午前中から 眠くなる、授業中はボーッとしている。子供にまつわるこんな気がかり は実は睡眠が原因かもしれません。 睡眠が不安定だと落ち着きがない、いつもイライラしている、反応が 鈍い等の症状が現れます。成績が落ちた背景を探ると、睡眠不足が 原因の一端だったという事もあるそうです。 ひと昔の携帯電話は機能がシンプルで、充電も良く持ちました、でも 現代のスマホは処理すべき情報が膨大で、電池をすぐに消耗。我々 の生活も同じ、脳で処理すべき情報が増えた現代は睡眠という充電 が昔以上に必要なのに、子供は忙しい毎日で睡眠時間を削りがち。 今は大人も子供もその傾向にあるとか。 人は睡眠中にその日の記憶の整理や定着を行うと言われます。 その他にもストレスの素である脳の疲労を取り除いたり免疫力をアップ させたり、大切な成長ホルモンを睡眠中分泌されます。 小学生なら個人差もありますが、おおむね8~10時間の睡眠が必要と 言われます。でも現代の小学生は忙しい。特に高学年で塾に通う子供 になると、熟が終わる時間が夜9時過ぎなんて言う事も。それだけでなく 子供も同じ家で暮らす親の生活パターンにつられてしまう事も多いとか。 大人が頑張って働いた一日の終わりにテレビや動画を見てくつろいで しまうのは良くわかります。しかし、大人よりも長い睡眠を必要とする 子供の睡眠時間が奪われるとしたらそれは大きな問題です。大人が 遅くまで起きていると、子供もつい引きずられがち。ただでさえ、忙しい 小学生の眠りを守るのは親の意識改革、家族の生活パターンの改善 が必須です。そこで今回は、見直し効果が高い3カ条をあげてみました。 ■ 決まった時間に寝る 夕方以降の時間の見直しが有効です。帰宅後すぐにテレビを見るのを 止める、お風呂の後は本を読んだり会話したりして〇時に寝る、等の 行動をパターン化。これで正しい眠りを習慣づけましょう。 ■ 朝の時間を活用 夜が更けると、人の脳や体は緩やかにシャットダウンへ向かうので、 深夜に行う学習や仕事は効率が落ちる事は分かっています。眠いの を我慢してダラダラと勉強するくらいなら、キッパリと早く寝て、早朝の 時間を活用する方がずっとはかどります。 ■ テレビやスマホの「ダラダラ」を絶つ テレビやネットをダラダラとみてしまう… 大人も気づけばなんとなく スマホを操っている事がよくあります。このような「時間食い」アイテム は大人も子供も時間を決めて向かうようにルールを作りましょう。 特にスマホやパソコンなどの画面が発するブルーライトは体内時計を 乱す「リズム障害」の原因にもなります。また、光は脳を覚醒させる働き があり、眠りのホルモンの働きも弱めてしまいます。夜は光を控えめに する事で、脳も身体も自然とゆっくりと眠りに迎えます。 受験を控えたこの時期、どうしても親も子供も睡眠を削りがちです。でも 睡眠不足に一利なし。深夜の勉強ではなく、しっかりと睡眠をとって合格 を勝ち取りましょう♪
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